タイヤのサブスクとは?仕組みとサービス内容を解説

タイヤのサブスクリプション(サブスク)とは、一定の月額料金を支払うことで、新しいタイヤの購入や交換、メンテナンスを定期的に受けられるサービスです。現在、日本ではブリヂストンが展開する 「Mobox(モボックス)」 が唯一のタイヤサブスクとなっています。
Moboxの基本サービス
Moboxは、 月額792円(税込)から利用可能 で、契約プランに応じて以下のサービスが提供されます。
- タイヤの提供(契約期間内に新しいタイヤを利用可能)
- タイヤ交換工賃込み(店舗でのタイヤ交換作業が含まれる)
- パンク補償(パンクした際の修理または交換費用がカバーされる)
- 定期的なメンテナンス(空気圧点検やローテーションなど)
これにより、 「タイヤの交換時期が分からない」「いきなり高額な出費を避けたい」「メンテナンスを任せたい」 といった悩みを解決できる点が特徴です。
従来のタイヤ購入との違い
通常、タイヤを購入する際は、一度に 数万円の費用がかかる ことが一般的ですが、Moboxは 月額制で計画的に支払える のが大きな違いです。ただし、契約期間をトータルで考えると、 通常購入より割高になる可能性 もあります。この点については、後述する「タイヤのサブスクは一般的に見て高い?」のパートで詳しく解説します。
タイヤのサブスクのメリット・デメリットを解説

タイヤのサブスクリプションサービスには、さまざまなメリットがありますが、一方でデメリットも存在します。ここでは、Moboxを例に挙げながら、それぞれのポイントを詳しく解説します。
メリット①:初期費用を抑えられる
通常、タイヤを購入すると 4本セットで数万円以上 かかりますが、Moboxなら 月額792円(税込)~の定額制 で利用できるため、一度に大きな出費をせずに済みます。
メリット②:タイヤ交換とメンテナンスが含まれている
Moboxのプランには タイヤ交換の工賃や定期メンテナンス が含まれています。これにより、「どのタイミングで交換すればいいの?」と悩むことなく、適切なタイミングでメンテナンスを受けられます。
メリット③:パンク補償付きで安心
万が一、走行中に パンクしてしまっても補償 されるため、修理費用や交換費用を気にせず利用できます。特に、頻繁に車を利用する人にとっては安心できるポイントです。
デメリット①:総額では割高になる可能性がある
月額制で支払うため、一見お得に感じますが、 契約期間(例:24ヶ月など)を通算すると、通常のタイヤ購入より高くなる可能性 があります。特に、あまり走行距離が多くない人にとっては、コスト面で割に合わないことも。
デメリット②:途中解約に制限がある
契約期間内に 解約すると違約金が発生する 場合があります。「Moboxの途中解約はできる?」のパートで詳しく解説しますが、契約を続ける前提で申し込む必要があります。
デメリット③:選べるタイヤの種類が限られる
Moboxでは、基本的に ブリヂストン製のタイヤ しか選べません。他メーカー(ダンロップ、ヨコハマ、ミシュランなど)のタイヤを希望する場合は、通常購入を検討したほうがよいでしょう。
タイヤのサブスクは一般的に見て高い?コスト面を検証

タイヤのサブスク「Mobox」は便利なサービスですが、 実際にコスト面でお得なのか? それとも 割高なのか? 気になる人も多いでしょう。ここでは、一般的なタイヤ購入との比較を行い、Moboxが本当に高いのかを検証します。
Moboxの料金プランと総額
Moboxの月額料金は 792円(税込)~ ですが、タイヤの種類やサイズによって異なります。例えば、標準的なプランの契約期間(24ヶ月)を考えると、
792円 × 24ヶ月 = 19,008円(税込)
となります。さらに、大きめのサイズのタイヤや高性能タイヤを選ぶと、月額3,000円~5,000円以上かかることもあります。
一般的なタイヤ購入の相場
通常のタイヤ購入では、以下のような費用がかかります。
| タイヤの種類 | 価格(4本セット) |
|---|---|
| 軽自動車用 | 約20,000円~ |
| コンパクトカー用 | 約30,000円~ |
| ミニバン・SUV用 | 約50,000円~ |
| 高性能スポーツタイヤ | 約70,000円~ |
さらに、 タイヤ交換工賃(4,000円~10,000円) や バランス調整費用 などが追加されるため、一度の出費としてはそれなりの金額になります。
Moboxは本当に高いのか?
総額で考えると、Moboxの 最安プラン(23,760円/2年) は、軽自動車やコンパクトカーのタイヤ購入費用とほぼ同じか、やや割安に見えます。ただし、 タイヤのグレードが限定される ため、選択肢が少ない点はデメリットです。
一方で、大型車や高性能タイヤを使う場合、Moboxの月額料金が高くなるため、 通常購入より割高になる可能性 もあります。
Moboxをおすすめできる人
- 初期費用を抑えたい人(一度に大きな出費をしたくない)
- 定期的なメンテナンスをお任せしたい人(手間を減らしたい)
- パンク補償を重視する人(万が一のトラブル時に安心)
一方で、 自分でメンテナンスができる人 や 走行距離が少なく、タイヤを長期間使用する人 は、通常購入のほうがコストパフォーマンスが高くなる場合があります。
支払い方法は?Moboxの利用条件と料金プランを解説

Moboxを利用するには、どのような支払い方法があるのか気になる方も多いでしょう。ここでは、Moboxの料金プランと支払い方法について詳しく解説します。
Moboxの料金プラン
Moboxの料金は、 選択するタイヤの種類や車種によって異なります。具体的な料金は契約時に決定されますが、一般的な目安は以下の通りです。
| 車種・タイヤタイプ | 月額料金(目安) |
|---|---|
| 軽自動車 | 約990円~ |
| コンパクトカー | 約2,000円~ |
| ミニバン・SUV | 約3,000円~ |
| 高性能スポーツタイヤ | 約5,000円~ |
※価格はあくまで目安であり、実際の料金はタイヤサイズやプランによって変動します。
支払い方法は?
Moboxの支払い方法は、 クレジットカード払いのみ です。現在のところ、銀行振込や口座引き落とし、現金払いには対応していません。
利用可能なクレジットカードの種類は、VISA、Mastercard、JCB、AMEXなど主要ブランドが含まれています。
利用条件と契約の流れ
Moboxを利用するには、以下の手順で申し込みを行います。
- 公式Webサイトまたは店舗で申し込み(タイヤ館・コクピット店舗でも申し込み可能)
- 希望するタイヤとプランを選択
- 契約内容を確認し、クレジットカードで支払い登録
- 契約が完了後、指定の店舗でタイヤ交換・メンテナンスを受ける
契約期間と注意点
Moboxは 基本的に2年契約 となります。そのため、途中解約をすると違約金が発生する可能性があります(詳細は「Moboxの途中解約はできる?」のパートで解説)。
長期間の契約を前提にしたサービスのため、「短期間だけ利用したい」という方には向かない点に注意しましょう。
ダンロップ・ヨコハマ・ミシュランなど、他のメーカーの動きは?

現在、日本でタイヤのサブスクリプションサービスを提供しているのは ブリヂストンの「Mobox」だけ ですが、他のタイヤメーカーも今後、同様のサービスを展開する可能性はあるのでしょうか?ここでは、ダンロップ、ヨコハマタイヤ、ミシュランなどの主要メーカーの動向について探ります。
ダンロップ(住友ゴム工業)の動向
ダンロップを展開する住友ゴム工業は、サブスクリプションではなく 「長寿命・耐久性の向上」に重点を置いた製品開発 を進めています。特に、エコタイヤの開発に力を入れ、長く使えるタイヤを提供することで、ユーザーのコスト負担を軽減する戦略をとっています。
ヨコハマタイヤ(横浜ゴム)の動向
ヨコハマタイヤも現時点では サブスク型のサービスは提供していません。
しかし、タイヤの「空気圧管理・摩耗監視システム」などの デジタル技術を活用したメンテナンス支援 に注力しており、今後の新たなサービス展開の可能性は十分に考えられます。
ミシュランの動向
世界的なタイヤメーカーであるミシュランは、一部の海外市場で 「定額制のタイヤリースサービス」 を試験的に導入しています。ただし、日本国内では 一般消費者向けのサブスクリプションサービスはまだ提供していません。
今後の展開予測
現在のところ、 Moboxに対抗する形で他メーカーがサブスクサービスを開始する動きは確認されていません。しかし、EV(電気自動車)の普及やカーシェア市場の成長に伴い、 タイヤの管理を簡単にするニーズ は高まっています。そのため、 今後、他メーカーがMoboxに続いてサブスク型のサービスを導入する可能性は十分にある と考えられます。
冬タイヤ4本の相場とMoboxの価格比較

冬になると必要になるスタッドレスタイヤですが、4本セットの価格はどのくらいなのでしょうか? ここでは、冬タイヤの相場とMoboxの料金を比較し、サブスクがどの程度お得なのかを検証します。
冬タイヤ4本の一般的な相場
スタッドレスタイヤの価格は、タイヤのサイズやメーカーによって異なりますが、以下が一般的な価格帯です。
| 車種 | スタッドレスタイヤ(4本)の相場 |
|---|---|
| 軽自動車 | 約25,000円~40,000円 |
| コンパクトカー | 約35,000円~50,000円 |
| ミニバン・SUV | 約50,000円~80,000円 |
| 高性能スポーツカー | 約80,000円~120,000円 |
これに加えて、 ホイールセット(約20,000円~50,000円) を購入する場合や、タイヤ交換工賃(1回あたり4,000円~10,000円) も必要になります。
Moboxの冬タイヤプランは?
Moboxでは、 冬タイヤ専用のプランは現在提供されていません。 しかし、契約期間中に冬タイヤへ交換したい場合は、別途費用がかかる可能性があります。
冬タイヤを含むプランを利用したい場合は、Moboxではなく 通常のタイヤ購入+タイヤクローク(保管サービス) を組み合わせるのが一般的です。
Moboxと通常購入の比較
Moboxは 月額制で初期費用を抑えられる というメリットがありますが、 冬タイヤは別料金になる ため、スタッドレスタイヤを利用する人にとってはあまり適していない可能性があります。
もし、 冬と夏のタイヤを毎シーズン交換する 場合は、Moboxの利用よりも 通常購入+保管サービス(タイヤクローク) のほうが経済的な選択肢になることも考えられます。
タイヤクロークとは何か?Moboxとの違いを解説

「タイヤクローク」というサービスをご存じでしょうか? タイヤクロークとは、 使わないタイヤを専門業者が預かり、次のシーズンまで保管してくれるサービス です。特に、冬と夏でタイヤを交換する人にとって便利な選択肢です。ここでは、タイヤクロークの仕組みとMoboxとの違いを解説します。
タイヤクロークのメリット
- 保管スペースの確保が不要
自宅にタイヤを保管するスペースがない場合でも、業者が適切な環境で管理してくれるため、場所に困りません。 - 適切な環境での保管が可能
タイヤは紫外線や湿気に弱く、適切な環境で保管しないと劣化が進みます。タイヤクロークを利用すれば、適切な温度・湿度で保管されるため、タイヤの寿命を延ばせます。 - 交換時にそのまま取り付け可能
預けたタイヤをそのまま交換できるため、自分でタイヤを運ぶ手間が省けます。
Moboxとの違い
Moboxは タイヤの購入+交換+メンテナンス を含むサブスクリプションサービスですが、 タイヤの保管サービスは提供していません。
そのため、冬と夏でタイヤを交換する人は、 Moboxを利用するよりも、通常購入+タイヤクロークを活用するほうが便利な場合があります。
タイヤクロークの利用料金
タイヤクロークの料金は業者によって異なりますが、一般的には 年間5,000円~15,000円 程度が相場です。
| 保管業者 | 料金(4本保管/年間) | サービス内容 |
|---|---|---|
| カー用品店(オートバックス・イエローハットなど) | 6,000円~12,000円 | 保管+交換 |
| ディーラー | 10,000円~15,000円 | 保管+メンテナンス |
| 専門業者 | 5,000円~10,000円 | 保管のみ |
どちらを選ぶべき?
- サブスクでタイヤ交換もメンテナンスもすべてお任せしたい人 → 「Mobox」がおすすめ!
- 冬と夏でタイヤを交換する人&保管場所がない人 → 「タイヤクローク」がおすすめ!
Moboxの途中解約はできる?解約条件をチェック

Moboxを利用している途中で「やっぱり解約したい」と思った場合、契約の途中解約はできるのでしょうか? ここでは、Moboxの解約条件や注意点について詳しく解説します。
Moboxの解約は可能?
Moboxは 基本的に2年間の契約 となっており、途中解約をすることは可能ですが、 解約時に解約料が発生します。
途中解約の条件と違約金
Moboxを途中解約する際の具体的な条件については、公式サイトでは詳細が明記されていません。一般的に、サブスクリプション契約では 契約満了前の解約には違約金がかかる ケースが多いです。Moboxでは違約金自体はかかりませんが、公式サイトに掲載されている情報によると、途中解約の場合、残契約期間分の料金を一括支払う必要があうようです。
解約に関する詳細を知りたい場合は、Moboxのサポート窓口や契約した店舗(タイヤ館・コクピット)へ直接問い合わせるのが確実です。
途中解約を検討すべきケース
- 車を買い替える、または手放す場合
→ 契約車両が変わるとMoboxの契約も継続できなくなる可能性があるため、要確認。 - 走行距離が少なく、タイヤ交換の必要がない場合
→ サブスクよりも通常購入のほうがコスト面で有利なことも。 - 月額料金が負担になった場合
→ 2年間の契約総額を考慮して、継続すべきか検討する。
解約手続きの流れ(予想)
Moboxの解約手続きは、以下のような流れになると考えられます。
- 契約した店舗(タイヤ館・コクピット)またはMoboxサポート窓口へ連絡
- 解約に伴う違約金の確認
- 必要書類を提出し、正式に解約申請を行う
- 最終的な手続きが完了し、契約終了
解約前に確認すべきポイント
- 解約料はいくらくらいかかるのか
- 契約満了まで継続した場合の総額
- 他のタイヤ購入・管理方法と比較して、どちらが得か
Moboxを申し込む前に、解約条件もよく確認しておくと安心です。
Moboxの入会方法と支払い方法を解説!申し込み手順を紹介

Moboxを利用するには、どのような手続きが必要なのでしょうか? ここでは、 Moboxの入会方法や支払い方法、申し込みの流れ について詳しく解説します。
Moboxの入会方法
Moboxの入会は、以下の 2つの方法 で行うことができます。
- 公式Webサイトから申し込む
- 店舗(タイヤ館・コクピット)で申し込む
① 公式Webサイトから申し込む場合
Moboxは、ブリヂストンの公式サイトから簡単に申し込むことができます。
申し込みの流れは以下の通りです。
- 公式Webサイト(Mobox公式サイト)にアクセス
- 「プランを選ぶ」ボタンをクリック
- 車両情報を入力し、希望するタイヤプランを選択
- 支払い方法(クレジットカード)を登録
- 契約内容を確認し、申し込みを完了
- 指定した店舗でタイヤ交換を実施
② 店舗(タイヤ館・コクピット)で申し込む場合
Moboxは、全国の タイヤ館・コクピット店舗 でも申し込みが可能です。
申し込みの流れは以下の通りです。
- 最寄りのタイヤ館・コクピット店舗に行く
- スタッフに「Moboxに申し込みたい」と伝える
- タイヤの種類・プランを選択
- 支払い方法(クレジットカード)を登録
- 契約手続きを完了し、店舗でタイヤ交換を実施
支払い方法はクレジットカードのみ
Moboxの支払い方法は、 クレジットカード払いのみ となっています。
銀行振込や口座引き落とし、現金払いには対応していないため、 クレジットカードを持っていない人は利用できません。
対応しているカードブランドは以下の通りです。
- VISA
- Mastercard
- JCB
- American Express(AMEX)
- Diners Club
申し込み時に確認すべきポイント
- 契約期間(基本は2年間)
- 解約時の条件(途中解約の違約金など)
- 利用できる店舗(最寄りの店舗で交換可能か)
- 支払い方法(クレジットカードが必要)
オンラインでも店舗でも手軽に申し込みができるMoboxですが、契約内容をしっかり確認してから申し込むことが大切です。
まとめ:タイヤのサブスクはこんな人におすすめ!

ここまで、タイヤのサブスク「Mobox」について詳しく解説してきました。最後に、Moboxのメリット・デメリットをおさらいし、 どんな人におすすめなのか をまとめます。
Moboxのメリット
- 初期費用を抑えられる(月額990円~の定額制)
- タイヤ交換とメンテナンスが含まれている
- パンク補償付きで安心
- オンラインでも店舗でも簡単に申し込み可能
Moboxのデメリット
- 総額では割高になる可能性がある
- 途中解約には違約金が発生する可能性
- 冬タイヤのサブスクは提供されていない
- 支払い方法はクレジットカードのみ
Moboxはこんな人におすすめ!
逆に、 コストを最優先したい人や、冬と夏でタイヤを使い分ける人には向いていない可能性があります。その場合は、 通常購入+タイヤクローク を組み合わせる方が便利でしょう。
Moboxは、 初期費用を抑えて手間なくタイヤ交換をしたい人には魅力的な選択肢 です。契約前に条件をしっかり確認し、自分に合ったタイヤ管理方法を選びましょう!


