文章を書くのは好きだし文章力には自信があるので、これを活かした仕事をしたいです！
そんなあなたのために、まずは考えてほしいことをまとめてみました。
そもそも文章力自体は武器になりにくい
現代では、わかりやすい上手な文章を書けることや、すばやく文章を書けること、いわゆる「文章力」とも言われるスキルはとても重要度が増しています。
ですが残念なことに、文章力は就職活動や転職活動においてあなたの魅力を高める「武器」としての役割は低いと言わざるを得ません。
もちろん文章力自体はないよりはあったほうがいいのですが、就職活動／転職活動においてアピールポイントとしては使えないと思っておいたほうがいいでしょう。
理由は単純で、ほとんどのビジネスではそもそも文章力の有用性がまだまだ認知されていないうえ、有用性が理解されている業種においては、文章力が才能ではなく鍛えられる「技能」であることが知られているためです。
文章作成を主業務と位置付けている業種は限られている
新聞や雑誌の専業ライターは、実のところ業務の主軸は取材の方だったりします。
言われてみれば、多彩な文章表現を駆使した内容の薄い記事よりも、取材などでリアルな情報を積み重ねた記事のほうが読者も読みたいですよね。
また最近では、Webサイトやブログの記事を書くライターさんも、その仕事の８割近くがリサーチだと言われているそうです。
さらに、リサーチした情報を絶妙な順序で読者に刺さるように記事にしていくために、いわゆるプロブロガーと言われているような方々は、単純な文章力勝負ではなく、専用のライティング技術を用いるのが当たり前になってきています。
このため、純粋に文章力を活かすということであれば、翻訳家や小説家を目指したほうがよいかもしれません。
文章力単体ではなく、文章力×〇〇で考える
文章力に自信があるなら、プラスで他の技能も習得するとできる仕事の幅はぐっと広がります。
たとえば、Webデザインのスキルやセールスライティングの技術 を身につければ、サイト制作やランディングページの制作もできるWebライターとして独立することも可能でしょう。
他にも、写真撮影のスキルを身につければ、一人で取材から撮影までこなせるライターとして身を立てることもできるかもしれません。
あくまでも文章力は隠れた技能だと割り切ることも必要
一般的には文章力はまだまだ「スキル」として評価されにくい
仕事の質をアップさせる隠れたスキルと割り切ることも必要
まとめ
以上が文章力を仕事で活かしたいと思っている方に考えてほしいことでした。
文章力をもっと磨きたい方は以下の記事も参考にしてみてください。
→【まとめ】文章力を身につける方法～基本から鍛え方まで～
コメント