ポイントは3つだけ!文章力がアップする最強トレーニング方法

文章力がアップする最強のトレーニング方法 文章力

文章力に自信がないけど、効率のいいトレーニング方法はないか。

もっと文章力を磨いて仕事ができる人になりたい。

どうすれば文章力を鍛えることができるのか。

今回の記事はそんな方に向けた内容です。

文章力は「読む」「考える」「書く」の繰り返しで鍛えることができます

文章力を鍛えるには、多くの言葉を知って、構成を考える習慣を身につけて、実際にアウトプットをすることを繰り返すのがいちばんです。

要はたくさん読んで、考えて、書くということですね。

では、具体的にどのようなものを読めばいいのか、どのように考えればいいのか、何をアウトプットすればいいのか、についてひとつずつご説明します。

トレーニング方法1:ひたすら好きな本を読む

自分の知らない言葉や表現方法は使うことができません。
では、知らない言葉や表現方法を知るためにはどうしたらいいでしょうか?

答えは「本を読む」です。

難しい本を読む必要はありません。
自分の好きなジャンル、興味のあるジャンルの本でじゅうぶんです。もちろん小説だってOKです。
むしろ、小説などの物語のほうが、面白い表現方法に出会う確率は高いと思います。

たくさんの表現方法を知るということは、語彙力が鍛えられるということでもあります。
語彙力が鍛えられれば鍛えられるほど、文章力のほうも自然とついていきます。

トレーニング方法2:読んだ本の構成を考える

読んだ本の内容について、話の流れがどのような構成となっていたのかについて考察していきます。
こちらは本全体でもいいですし、章単位でもかまいません。

構成を考えることで、ビジネス書や実用書であれば、それぞれのテーマがどのように論理展開されて説明されていたのかを理解することにも役立ちますし、小説などの物語であれば、どのように話がつながっているのか、どのように読者が誘導されていたのか、といった部分が見えてきたりします。

そして、そういったことがわかるようになってくると、自然と自分が文章を書くときにも構成を意識するようになるため、いつの間にか文章力が鍛えられて、一段レベルアップした文章が書けるようになります。

トレーニング方法3:アウトプットする

読んだ本の全体、または適当な章の内容を要約した短い文章を実際に書いてみましょう。
要約をすることは本の内容をより理解することにもつながりますし、実際に書き出してみることは文章を作成する訓練にもなります。

要約が難しい場合は、読んだ本の中で印象に残った点を1~2個挙げて簡単な感想を書く、ということを繰り返してみるのもいいと思います。
こちらの場合、慣れてきたら今度は文章に起こした感想に対して、「なぜそう思ったのか」と繋げて、理由も追記するようにしてみると、さらに深く考察した文章を書く訓練にもなるのでおすすめです。

アウトプットに苦手意識がある人は、文章の書き写しからはじめてみるのもいい

文章の書き写しとは、一般的に「写経」と言われている方法です。

当ブログでは本来の写経と区別するため「メディア写経」と呼んでいます。
メディア写経は、他の人が書いたお手本となる文章について、

  • 文章がどのように構成されているか
  • どのように話が展開されているか
  • 漢字とひらがなをどう使い分けているか

などを考えながら書き写しをしていく訓練方法です。

文章の要素を考えながら書き写しをしていくことで、自然と文章力の地力が鍛えられていきますし、繰り返し実践することで、アウトプットへの心理的なハードルを下げる効果も期待できます。

身近な誰かに向けて書いてみるのも有効

その人に必ずしも読ませる必要はありませんが、実在する身近な誰かに向けたつもりで文章を書くことで、たいていの人は相手に最後まで読んでもらうにはどう書けばいいか、読んで内容を理解してもらうにはどう書けばいいか、という点について考えながら書くようになると思います。

そうすると、自然と言葉遣いや内容の充実具合、全体の構成についても意識が向くようになるため、こちらの方法も、文章力をアップするとても良いトレーニング方法になります。

まとめ

文章力を鍛えるにはインプットとアウトプットを繰り返すのが、地道ですが結局は一番の近道になります。
ですが、毎日ノルマをこなすかのように努力をしても、なかなか続かない方も多いと思います(私がまさにそのタイプです)。

まずは「がんばろう」とは思わずに、気楽に小説を読むことからはじめてみてはいかがでしょうか。

文章力を強化するための方法や文章構成の型などについて、以下の記事でもまとめていますので、よければお読みください。

コメント